500万個

安藤はり灸

2019年04月06日 11:00

500万個ありますが…

これは何の数かわかりますか?
実は原子卵胞の数なんです。

妊娠5ヶ月から6ヶ月の女の子の胎児で、既に持っている数が500万個から700万個といわれています。
それが出産する時には200万個になり、思春期の頃になると30万個から40万個になるんです。
1ヵ月1000個ずつも減ってしまいます。

原子卵胞は単細胞で細胞分裂して数が増えない細胞なんですね。胎児のときが最高なんて神秘的ですね。

思春期になり生殖のためのプログラムラムが機能し始めると、卵胞を刺激するホルモンが出始め、その刺激を受けて卵胞はだんだん成長、成熟していきます。

原子卵胞から排卵に至るまでの立派な卵胞になるには約180日かかるといわれています。
そしてその中で1番大きな卵が卵胞を突き破って、卵巣の外に飛び出します。これが排卵です。

1個の卵子が排卵するのに20歳代で1000個、30歳代で500個、35歳代で100、40歳代10個から選ばれているといわれています。

1つの良質な卵子が成長するのに約90日、原子卵胞からは180日かかります。
排卵日にはすでに3周期後の卵胞が成長を始めています。妊活してる方には「良い卵を作るには最低3か月から6か月はかかりますよ。」と
、お伝えしています。



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